SEAnews 2006-06-12 ArtNo.37873

【チェンナイ】年商160億米ドルの電子製造サービス会社Flextronicsがタミールナド州Chennai近郊Sriperumbudurに設けた新製造施設は、今年9月1日に稼働する。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが6月10日伝えたところによると、FlextronicsのPaul J. Humphries上級副社長(国際人事担当)は同紙に以上の見通しを語った。それによるとチェンナイ市から約40キロの地に設けられる新工場は2007年末までに段階的に建設され、電気通信／移動体通信／自動車／消費者用電子領域に照準を合わせる。向こう5年間に7000万～1億米ドルが同施設に投資される。
新工場には向こう24～36ヶ月の間に約8500人が雇用される。先ず今年11／12月までに約1500人、来年4月までに3000人が雇用される。工学系学士、機械／工学／電子工学系高専卒の人材を求めている。タミールナド州では毎年6万7000人の学卒エンジニアが新規供給され、この点がチェンナイに新工場を設ける決め手になった。
Flextronicsは、『Global Shared Services Centre』等、その他の業務に別途1500人を雇用する計画だ。Flextronicsは、チェンナイ／カルナタカ州Bangalore／連邦直轄地Pondicherryに合計1000人を雇用しており、インド・スタッフは向こう12ヶ月間に3000人に増員されると言う。