【ニューデリー】サカタインクス株式会社が100%出資するSakata Inx India Ltd(SIIL)は60クロー(US$1343万)を投じて国際調達業務(global sourcing)を手掛ける新施設をインド国内に設ける。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが6月7日、SIILのステートメントを引用し伝えたところによると、新ユニットを設けるため、グジャラート州Panoliに20エーカーの土地を取得した。投資は2段階に分けて行われ、第1段階は2007年までに、第2段階は2009年までに、それぞれ完成する。第1段階では30クロー(US$672万)が投じられる。新工場では高品質なグラビア印刷インクが製造され、同インクはさらにカスタマイズされ、包装業界の需要に応じる。
SIILのV K Seth重役(MD)によると、Panoli工場は印刷/メディア業界、取り分け西部拠点の企業をターゲットにした新製品の製造に照準を合わせる。この他、UVインクとデジタル・インクの製造も行い、インド市場により深く浸透する。
新工場はラジャスタン州Bhiwadiの既存工場と補完し合い、国内/国外のあらゆるタイプのインク需要に応じる。新工場の製品の50%は輸出され、海外市場には西アジア、アフリカ、独立国家共同体(CIS)諸国が含まれると言う。