2006-06-07 ArtNo.37842
◆二輪車各社、エントリー・レベル・バイク市場のシェア競う
【ムンバイ】インド二輪車メーカー各社は、モーターサイクル販売全体の70%を占めるエントリー・セグメント(100-110cc)にアグレッシブな価格の新モデルを投入、市場シェアの拡大を図っている。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが6月3日報じたところによると、少なからぬバイク・ユーザーはエグゼクティブやプレミアム・バイクにアップグレードしているものの、インドにおける1000人当たりのモーターサイクル普及率は40台に過ぎず、需要の半ばは価格に敏感な農村人口により占められている。このため依然としてエントリー・セグメントの潜在性が大きく、各社は同セグメントに続々新モデルを投入、価格、燃費、加速性能、スタイルを競い合っている。
現在100ccバイクの価格は3万~3万6000ルピーで、同セグメントはこれまでBALのCT 100やHero Honda Motors Ltd(HHML)のCD Dawnにより牽引されて来た。しかし最近TVS Motors Company Ltd(TVSMC)はTVS Starを、Bajaj Auto Ltd(BAL)はBajaj Platinaを発売、競争が過熱している。StarCityの販売台数は、ここ数ヶ月、月間5万の大台を突破、特に4月には6万5000台をマークした。
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