2006-06-05 ArtNo.37829
◆Tata、独Siemens/韓Doosanと共同で超メガ発電事業に入札
【ムンバイ】Tata Power Company(TPC)は、ウルトラ・メガ発電プロジェクト(ultra mega power project:3500MW以上の政府プロジェクト)のEPC(engineering-procurement-construction)契約獲得を目指し、ドイツのSiemens Power Generation(SPG)及び韓国のDoosan Heavy Industries & Construction Co(DHICC)とコンソーシアムを組織した。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥー、エコノミック・タイムズが6月2日、TPCとSPGのステートメントを引用し報じたところによると、EPCコンソーシアムはウルトラ・メガ発電プロジェクトへの入札を目指している。これまでにTPCはグジャラート州/マドヤプラデシュ州/マハラシュトラ州/カルナタカ州における4件のウルトラ・メガ発電プロジェクトに入札意向書(EOI:Expression of Interest)を提出、マドヤプラデシュ州Sasanとグジャラート州Mundraにおけるプロジェクトに関しては資格審査要請書(RFQ:Request for Qualification documents)を受け取っている。これら2件のプロジェクトには、3500~3800MW(メガワット)の超臨界圧発電プラント(supercritical steam power plant)が採用される見通しだ。
ステートメントによれば、TPC/SPG/DHICCコンソーシアムは、超臨界圧発電設備の設計・建設面で強力な力を発揮できると言う。
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