SEAnews 2006-06-05 ArtNo.37826

【コインバトール】Samsung Indiaはフラット・パネルTV(LCD／プラズマTV)市場の50％のシェア獲得を目指し、『ドリーム・ホーム・ロード・ショー(Dream Home Road shows)』と銘打ち全国的な販促キャンペーンを展開する。
ザ・ヒンドゥーとエコノミック・タイムズが6月1／2日報じたところによると、Samsung IndiaのV L Narayan地域主任(南部担当)とR. Zutshi重役(副MD)はこのほど以上の計画を語った。それによると、26／32／40インチ・スクリーンのLCDパネル、『Bordeaux』シリーズの発売に伴い、Samsung Indiaはフラット・パネル・テレビジョンのインドにおける製造を開始する。『Bordeaux』レーンジのLCD TVはデリーやその他の都市で既に発売され、成功を収めているが、近く南部市場にも紹介する。価格は26インチのLA 26R7が6万9990ルピー、32インチのLA32R7が9万6990ルピー、40インチのLA 40R7が15万6000ルピー。
フラット・パネルTV市場は150～200％の成長を遂げており、Samsung Indiaは過去4ヶ月間に同市場で900％の成長を達成した。この点からもインドのTV顧客が同セグメントに徐々にシフトしつつあることが窺える。
世界的に年間4100万ユニットのパネルTVが販売されており、2010年までには1億ユニットをマーク、TV市場全体の50％を占めるものと見られる。SamsungはインドTV市場の22％強のシェアを占めており、南部は同社のTV売上げ全体の31％を占めている。
急成長する非メトロ・シティー(4大都市ﾆｭｰﾃﾞﾘｰ/ﾑﾝﾊﾞｲ/ﾁｪﾝﾅｲ/ｺﾙｶﾀ以外の都市)におけるいわゆるビロー・ザ・ライン(below the line:4大媒体以外のﾒﾃﾞｨｱを通じた広告)活動を強化しており、今年を通じて100件のロード・ショーを催す計画と言う。