【ニューデリー】中国の家電会社Haier Electronics Group Co Ltd(HEGCL:海爾)が地元パートナーと51:49の合弁で今年1月に設立したHaier Telecom India Pvt Ltd(HTIPL)は、向こう18~24ヶ月間に携帯電話端末500万ユニットを販売、同目標が達成されたなら、製造拠点を設けることを検討する方針だ。
エコノミック・タイムズが5月31日報じたところによると、HTIPLのArun Khanna副会長兼MDはこのほど記者会見し、以上の計画を語った。それによると、第1期計画の目標売上げを3億米ドルに設定しており、これまでに既に5000万米ドルを実現している。Tata TeleservicesにCDMA端末を納入した他、CDMA/GSM携帯電話端末を2000~2万ルピーで発売した。地元の特殊需要に応じるとともに、急成長する市場のニーズに迅速に対応するため、インドにおけるソフトウェアの研究開発にも力を入れている。
Haier Groupの柴永森(Chai Yongsen)会長(海爾中建集団有限公司執行菫事)によると、現在の成長速度が維持されるならインドは世界の2大携帯電話市場に成長するものと予想される。エントリー・レベルとトップ・レベル双方の新技術を紹介することを通じ、強力なプレゼンスを築き、1年内にトップ・ブランドになることを目指すと言う。