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2006-06-02 ArtNo.37811
◆JSW、US$20億AP州アルミ事業の年内離陸目指す
【ムンバイ】JSW Steel Ltd(JSWSL)が設けた特殊会社(SPV:special purpose vehicle)、JSW Aluminium(JSWA)は、アンドラプラデシュ州における見積もりコスト9500クロー(US$21.27億)のアルミニウム製錬事業第1期計画を実行するため、用地の買収と環境認可の取得を1年内に完了させる方針だ。
ビジネス・スタンダードとヒンドゥー・ビジネス・ラインが5月30/31日報じたところによると、JSWSLのSandeep Gokhale取締役(事業開発担当)はこのほど以上の見通しを語った。それによると、既に1500エーカーの州政府所有地に目星をつけており、残りの1500エーカーは民有地を買い取る。土地の買収は既に開始しており、1年内の完了を目指している。環境認可を含む各種認可の取得も2007年3月までに完了する見通しだ。
昨年、アンドラプラデシュ州政府とVishakapatnam付近にアルミ精錬所を設ける覚書を交換したJSWSLは、プロジェクトを進めるためJSWAを設立した。2007年4月までに年産140万トンのアルミナ製錬施設の基礎工事に着手、その7ヶ月後に建設工事をスタートする。年産25万トンのアルミニウム製錬施設の工事も2008年初までに開始する計画だ。アルミナ製錬施設は2010年までに、アルミニウム製錬施設は、その1年後に、それぞれ稼働する。
原料のボーキサイトはAndhra Pradesh Mineral Development Corporation(APMDC)から手に入れる。APMDCはアンドラプラデシュ州Araku付近に存在するボーキサイト鉱山の開発に関わる中央政府の認可を間もなく取得する。
プロジェクトには600MW(メガワット)のキャプティブ発電施設の建設も含まれ、発電燃料には天然ガスか輸入石炭を用いるが、何れを用いるかは未定。
第1期計画の負債/自己資本比率は70:30で、負債に関しては様々なオプションが検討されている。
Gokhale取締役は、世界のアルミニウム生産は現在の3000万トンから2015年までに4500万トンに50%拡大、ロンドン金属取引所(LME)におけるアルミニウムの高値は向こう3~4年持続するものと予想した。LMEにおけるアルミニウムのトン当たり価格は目下2700米ドルで、向こう3~4年も2400米ドルのレベルに保たれる見通しと言う。
コスト3500クロー(US$7.84億)のアルミナ製錬事業は2期に分けて進め、各年産70万トンの施設を建設する。第1期計画のコストは2200クロー(US$4.93億)と見積もられる。
ちなみに25万トンのアルミニウムを製造するにはほぼ50万トンのアルミナが必要とされる。140万トンのアルミナ年産能力から見て、生産されたアルミナの大きな部分が輸出されるものと見られる。
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