【ニューデリー】マドヤプラデシュ州/カルナタカ州/マハラシュトラ州/ウッタルプラデシュ州等の州政府は、中央政府のウルトラ・メガ発電プロジェクト(ultra mega power projects)に倣って競争入札を通じ発電所を建設する準備を進めている。
ビジネス・スタンダードが5月30日、電力省筋の言を引用し報じたところによると、マドヤプラデシュ州政府はJhajjar県とKhandwa県における各1000MW(メガワット)のプロジェクト2件の入札を準備している。Jhajjar県のプロジェクトに関しては6月半ばに関係方面に入札意向書(expressions of interest)の提出が求められる。
カルナタカ州政府は1000MWのプロジェクトの入札資格審査書類の受付を開始しており、ウッタルプラデシュ州政府も競争入札を通じてAnnapara D及びSonbhadra両地に発電所を設ける計画だ。
中央政府電力省の幹部は5月初めに北部、西部、南部諸州の代表と会合した際、これらの諸州における電力プロジェクトの進捗状況に不満を表明した。電力省のRV Shahi次官は、その際、ウルトラ・メガ発電プロジェクトに倣って発電所を設け、競争入札を通じて電力を買い取るよう提案したと言う。