2006-06-02 ArtNo.37805
◆国営海運会社SCIと国営石油ONGCの合弁に陰影
【コルカタ】Oil and Natural Gas Corporation(ONGC)のSubir Raha会長が退任したことから、Shipping Corporation of India(SCI)とONGCが合弁でオフショア施設の買収/修理/保守の便宜を提供する計画の前途が不透明になっている。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが5月31日、消息筋の言として伝えたところによると、SCIは、ONGCの新会長と計画の詳細を再度協議する必要があるものと見られる。
当初の計画では、新会社Offshore Marine Services Limited (OMSL)に、SCIとONGCが各24.5%、Port of Singapore Authority(PSA)が21%、金融機関及び信託会社が30%、それぞれ出資するはずだった。しかしPSAが出資を見合わせたため、地元もしくは外国の新たな出資者が物色されていた。
SCIは現在ONGCのために沖合補給船(OSV:offshore supply vessels)やマルチ支援船(MSV:multi-support vessels)合計31隻を管理運用している。
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