【ムンバイ】GAIL (India) Ltdに率いられる合弁会社はアッサム州におけるガス・クラッカー・プロジェクトに12億米ドルを投資する計画だ。
インディアン・エクスプレス、ザ・ヒンドゥー、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが5月24日、GAILのステートメントを引用し報じたところによると、Dibrugarh県Lepetkataに設けられる石油化学コンプレックスでは年間22万トンのエチレン、同6万トンのプロピレン、同22万トンの高密度ポリエチレン(HDPE)/直鎖低密度ポリエチレン(LLDPE)、同5万5000トンの粗パイロシス・ガソリン(raw pyrolysis gasoline)、同1万2500トンの重油(fuel oil)が製造される。
プロジェクトにはGAILが70%、Oil India Ltd(OIL)/Numaligarh Refinery Ltd(NRL)/アッサム州政府が合計30%、出資する。全ての認可が得られた後、60ヶ月で完成する。原料のガスは、OILが6mmscmd(million metric standard cubic metres a day)、Oil and Naturual Gas Corporaiton Ltd (ONGC)が2003年3月末まで1.35mmscmd、それ以降1mmscmd供給することを引き受けている。またNRLも年間16万トンのナフサを供給する。