【ニューデリー】インド政府は、100MW(メガワット)以上の大型水力発電プロジェクトを促進する狙いからプロジェクトごとにシェル会社もしくは特殊会社(shell companies/SPV:special purpose vehicles)を設立する方針を決めた。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとインディアン・エクスプレスが5月24/25日報じたところによると、電力省はこのほど以上の政府方針を盛り込んだ『水力発電開発ガイドライン(guidelines for the development of hydel projects)』を発表した。それによるとシェル会社はプロジェクト報告書の作成、用地の手配、環境認可を含む各種認可の取得、立ち退き住民の初歩的な救済/リハビリテーション(R&R:relief and rehabilitation)業務、詳細R&R計画の準備、送電システムの研究、電力需要の分析等を手掛ける。