2006-05-29 ArtNo.37774
◆Hindalco、マドヤプラデシュ州に新アルミ精錬所建設
【ムンバイ】Hindalco Industries Ltd(HIL)はマドヤプラデシュ州政府と年産32万5000トンの新アルミニウム精錬所を建設する覚書を交換した。HILの現在のアルミニウム年産能力は42万5000トン。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、デカン・ヘラルド、エコノミック・タイムズが5月24日報じたところによると、HILはこのほど以上のステートメントを発表した。同社はこれ以前にマドヤプラデシュ州Siddhiに7700クロー(US$17.24億)を投じて新アルミ製錬施設を設ける計画を発表していた。
ステートメントによれば、必要経費は内部資金と借入で賄い、資金面の準備は既に整っている。関係方面の認可を取得し、インフラ面の支援態勢が整えば、プロジェクトは4年で完成、直接4000~5000人、間接に1万2000人の就業機会を創出する。
新工場は750MW(メガワット)の発電所を備え、キャプティブ炭坑も共同所有する。HILとカナダ企業Alcanのオリッサ州における合弁事業Utkal AluminaがSiddhi製錬所に原料のアルミナを供給する。Siddhi製錬所は年間64万トンのアルミナを必要とするが、Utkal Aluminaは年間150万トンのアルミナを生産する能力を備える。
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