2006-05-24 ArtNo.37760
◆Mukand、特殊鋼/機械に照準
【ムンバイ】マハラシュトラ州拠点の鉄鋼会社Mukand Ltdは、特殊鋼(speciality steel)と産業用機械(industrial machinery)双方に照準を合わせ、今会計年度の売上げ拡大を図っている。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが5月21日伝えたところによると、MukandのRajesh Shah重役(MD)は、このほど以上の消息を語った。それによると同社の売上げの80%が特殊鋼ビジネスで占められているが、産業用機械ビジネスの売上げは現在の150クロー(US$3359万)から2、3年内に450クロー(US$1.01億)に拡大するものと見られる。産業用機械の手持ち受注額は目下202クロー(US$4523万)で、同社はデザイン能力と製品の信頼性を強みとしている。
特殊鋼に対する需要は、自動車業界を中心に引き続き旺盛で、鉄鋼部門の2005-06年通年の売上げは前年の1424クロー(US$3.19億)から1524クロー(US$3.41億)に7%増加した。これに対して産業用機械部門の売上げは前年比58%増の146クロー(US$3269万)をマークした。こうした中で同社は設備拡張等に今年275~300クロー(US$6158万-6717万)の資本支出を予定している。
Mukandの第4四半期税引利益は前年同期の18.09クロー(US$405万)から27.3クロー(US$611万)に50.92%アップしたが、純売上げは418.04クロー(US$9361万)から413.29クロー(US$9254万)に微減した。通年の税引利益も184.78クロー(US$4137万)から103.42クロー(US$2316万)に下降した。とは言え金利税償却費控除前利益(EBIDTA:earnings before interest, depreciation, taxes and amortisation)は前年の157クロー(US$3515万)から249クロー(US$5575万)に58%拡大、税及び例外項目(exceptional items)控除前利益は13.48クロー(US$302万)から86.03クロー(US$1926万)に538%ジャンプした。
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