1995-11-03 ArtNo.3775
◆<星>Acma、米企業権益売却益S$1750万予想
【シンガポール】エンジニアリング会社Acma Ltdは米国ハイテク企業パラディン・テクノロジー・インクの一部持ち株売却により、約1750万Sドルの税引き前利益を今年12月末締め年度に計上できる見通しだ。
Acmaが1日明らかにしたところによれば、同社は昨年6月に会社更生法(USチャプター11)の適応を受けたパラディンの権益を500万米ドルで買収後、今年6月に同社をナスダックに登録させた。パラディンは近く譲渡株93万株を含む243万株を私募に掛けるが、内70万株がAcmaの持ち株である。月曜のパラディンの終値は25.5米ドルだったことから、仮に私募価格を25米ドルとすれば、Acmaの持ち株売却による粗収入は1750万米ドルで、手数料等のコストを差し引いた後の税引き前利益はおよそ1750万Sドルとなる。Acmaは依然としてパラディンの62万株を保持しているが、いずれ同持ち株も売却し、利益は他のより好収益が見込める事業に再投資すると言う。Acmaはこれ以前にパラディンの92万株を処分、1086万Sドルの利益を上げている。(ST,BT,LZ:11/2)
|