2006-05-19 ArtNo.37736
◆Salora、ティアックと提携し家電ビジネスの再興目指す
【ニューデリー】売り上げの3分の2以上を多国籍ブランドの情報技術(IT)/テレコム製品で稼ぐ一方、Salora商標の家電製品の販売も手掛けるSalora Internationalは、ティアックとの提携を通じ、消費者用電子製品ビジネスの再興を目指している。
エコノミック・タイムズが5月16日報じたところによると、Salora InternationalのGopal Jiwarajka重役(MD/CEO)は同紙に以上の計画を語った。それによると、Saloraのような小規模な地域ブランドは、消費者用電子製品市場では、大手ブランドとの厳しい競争に直面、マージンと市場シェアの縮小を強いられている。大手ブランドが従来型CTV市場から撤収する中で地域ブランドは辛うじて一息ついている。
とは言え、消費者用電子製品市場には依然として成長の潜在性が存在する。マザー・ブランドのSaloraを通じ引き続きマス・エンド製品市場を開拓する一方、ティアックとの提携を通じミッド及びハイ・エンド製品市場にプレゼンスを築く。トップ・エンド市場においてSaloraが大手多国籍ブランドと競争するのは難しいが、テクノロジー・ブランド、ティアックとの提携を通じ、同社は製品ポートフォリオを補完できる。
Salora Internationalは今後ティアック商標の液晶フラット・パネル・ディスプレーやプラズマを含む全てのセグメントのフラットCTVを発売すると同時に、ティアックのプレミアム・オーディオ製品も紹介すると言う。
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