2006-05-19 ArtNo.37734
◆TVS/シーメンス、ハイデラバード空港通信幹線契約受注
【ハイデラバード】年商30億米ドルのTVSグループの一翼を担うTVS Interconnected Systems Ltd (TVSICS)は、Siemens Information Systems(SIS)と共同でハイデラバード国際空港(Hyderabad International Airport)の通信幹線網(structured telecom backbone network)構築契約を獲得した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが5月18日伝えたところによると、TVSICSのS. Ashok重役(ネットワーク担当GM)とBiswajit Patnaik重役(セールス&マーケッティング担当GM)は17日記者会見し、以上の消息を語った。
受注額は明らかでないが、この種の契約額は一般に空港開発コストの10%と見積もられ、2000万~3000万米ドルに達する可能性がある。
両氏によると、TVSICSはBOL(build-operate-and-lease)ベースの通信マネージドサービス事業に約200クロー(US$4478万)を投資する。今後『TVSnet』商標の一連のネットワーク・ソリューション製品を売り出す計画だ。
TVSICSの昨年の営業額は120クロー(US$2687万)だったが、今年は2倍以上の250クロー(US$5598万)を見込んでいる。この内の大きな部分がマネージッド・サービス・ビジネスで占められる見通しだ。インドにおけるマネージッド・サービス・ビジネスはスタートしたばかりだが、TVSICSはテレコム・インフラ管理に照準を合わせ、同市場の25%のシェア獲得を目指すと言う。
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