SEAnews 2006-05-19 ArtNo.37732

【ムンバイ】スズキは時機を見て現地パートナーのSatya Sheel氏からSuzuki Motorcycles India Pvt Ltd(SMI)の26％の同氏持ち分を買い取ることを検討している。
ビジネス・スタンダードが5月17日報じたところによると、SMIの田中重役(MD補)は同紙に以上の消息を語ったが、買い取りの時期は明らかにしなかった。Sheel氏はSMIのMDを務めている。
これまでに200クロー(US$4478万)を投資、ハリヤナ州Gurgaonに年産10万台の工場を設け、昨年操業を開始したSMIは、2006年8月乃至9月までに同キャパシティーを18万台に拡大、2010年までにさらに50万台に拡大する計画だ。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥー、ビジネス・スタンダードが17日、伝えたところによると、SMIは16日、マハラシュトラ州Mumbaiで同社にとって第2のモーターサイクル・モデル“Zeus”を発売した。この125ccバイクのムンバイにおける店頭価格(ex-showroom Mumbai)は、4万6084.10ルピー。これ以前に発売されたやはり125ｃｃのHeatのそれは4万623ルピー。SMI幹部によると、別にZeusの変形モデルを発売することを計画しており、これによりZeusの生産量はHeatを上回ることになる。
SMIは営業開始以来過去4ヶ月間にモーターサイクル1万台を販売した。SMIは現在傘下にディーラー51店を擁し、内3～4％がMaruti Udyog Ltd(MUL)のディーラーも兼ねている。今月末までに全国のディーラー網を70店に拡大する。同社はスクーター市場参入も計画している。