1995-11-03 ArtNo.3773
◆<星・豪>企業、合弁でキャッシュレス・タクシー・サービス
【シンガポール】地元タクシー会社3社が今年7月に合併して成立したシティーキャブは1日、キャブチャージ・オーストラリアと、後者が開発したカード式タクシー料金支払いシステムを当地に導入する合弁契約に調進した。
同契約の下、シティーキャブが85%、キャブチャージ・オーストラリアが15%を出資、授権資本1000万のキャブチャージ・アジアが設立される。当面新システムはシティーキャブ傘下の3760台のタクシーに導入され、同社会員700人と6000人のカード所持者が来年1月から同サービスを利用できるようになる。合弁会社はシンガポール国内や域内の他のタクシー会社にも同システムを売り込む計画だ。今日オーストラリアと一部の欧州諸国に同システムが導入されているが、アジアではシンガポールが最初のケースになる。シティーキャブはこの日またジャカルタの運輸会社PTステディー・セーフとインドネシアに同サービス網を構築する合弁覚書を交換した。(BT,LZ11/2)
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