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2006-05-17 ArtNo.37727
◆昨年の工業生産伸び率8%に鈍化
【ニューデリー】昨年(2005-06)通年の工業生産(industrial production)成長率は8%と、前年の8.4%を下回った。
エコノミック・タイムズ、インディアン・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥー、ビジネス・スタンダードが5月12/13日報じたところによると、部門別伸び率は、鉱業0.7%(4.4%)、製造業9%(9.2%)、電力5.1%(5.2%)と、何れも前年の伸び(括弧内数字、以下同様)を下回り、特に鉱業部門の伸びが低調だった。
用途に基づく分類(use-based classification)によれば、昨年通年の基本財部門の伸びは6.6%(5.5%)、資本財部門は15.5%(13.9%)、消費財部門は11.9%(11.7%)、耐久消費財部門は14.6%(14.4%)、非耐久消費財部門は11%(10.8%)、中間財部門は2.3%(6.1%)と、中間財部門を除き、前年を上回った。
全国産業分類(national industrial classification)主要17業種中13業種がプラス成長を記録した。中でも。いわゆるその他の製造業の伸びが24.5%と最高をマーク、以下、飲料・タバコ・関連品目16.4%、繊維製品16.4%、基礎金属・合金15.7%、運輸機器・部品12.5%、運輸機器を除く機械・設備11.3%、非金属鉱物製品10.6%と続く。
2006年3月の工業生産の伸び率は7.7%と、前年同月の9.8%に比べ顕著な鈍化を見た。部門別に見ると、鉱業0.5%(6.6%)、製造業8.9%(10.9%)、電力3.2%(3.2%)と、電力部門が変化しなかったのを除き、他の部門の伸びはやはり前年同月の伸びに及ばなかった。
用途に基づく分類によれば、3月の基本財部門の伸びは7.8%、資本財部門は10%、中間財部門は0.9%、消費財部門は12.2%、耐久消費財部門は19.4%、非耐久消費財部門は9.7%だった。
全国産業分類主要17業種中10業種が3月にプラス成長を記録した。その他の製造業が34.7%と最高で、以下、基礎金属・合金23.5%、飲料・タバコ・関連製品18.9%と続く。しかし木材・木製品・家具・備品部門は-20.7%、紙・紙製品・印刷・出版・関連部門は-16.8%、皮、皮革毛皮製品は-9.9%と、振るわなかった。
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