2006-05-17 ArtNo.37722
◆LogicaCMG、欧州方面の需要増見込みスタッフ1千増員
【バンガロール】欧州方面からの情報技術(IT)アウトソーシング需要が拡大する中で、LogicaCMGは、インドにおけるスタッフを2006年中に1000人増員する。
エコノミック・タイムズが5月13日伝えたところによると、欧州拠点のITサービス会社LogicaCMGは現在インドのグローバル・サービス・デリバリー・センター(GSDC)に2200人を配置しているが、2006年末までに3000人以上に増員する。
LogicaCMGのSeamus Keating重役(CFO)によると、同社は現在英国、東欧、ポルトガルにGSDCを設けている。インドには1997年に進出、現在ITサービス/製品エンジニアリング/BPOビジネスを手掛けている。今日の拡張計画の重心はITサービスとBPOに置かれている。
欧州企業のインドからのアウトソーシングの潮流は今後着実に拡大する見通しで、LogicaCMGのマルチプル・センターはこうした顧客のリスクを最小限にとどめることができる。マルチプル・ロケーションは、顧客のニーズに応じてオンショア/ニアショア/オフショアのITサービスを提供することを可能にする。LogicaCMGの最大のセンターでもあるインドGSDCは、マージンの改善にも貢献している。インド業務にこれまでに200クロー(US$4478万)を投資したLogicaCMGは、世界的にトップ20のITサービス会社に数えられるが、トップ10入りを目指していると言う。
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