【ニューデリー】インド自動車産業の輸出を牽引しているのは、コンポーネント業界にとどまらず、二輪車輸出も過去1年間に急増した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが5月15日、オフィシャルの言として伝えたところによると、昨年(2005-06)の二輪車輸出は東南アジアを含む近隣諸国を中心に前年比ほぼ40%増加した。スクーター輸出は前年比38%増の8万3873台、モーターサイクルは同39.4%増の38万6202台を記録した。
Bajaj Auto Ltd(BAL)のバイク輸出は16万5288台と最も多く、Hero Honda Motors Ltd(HHML)が9万2666台、Yamaha Motors India Pvt Ltd(YMI)が5万5063台、TVS Motor Company Ltd(TVSMC)が5万4078台と続く。昨年輸出されたモーターサイクルの70%は75~125ccセグメントで占められ、29%は125~250ccセグメントだった。今年4月の輸出も前年同月比39.2%増の3万9348台を記録、増勢は今会計年度も維持される見通しだ。
昨年のスクーター輸出については、Honda Motorcycle & Scooter Indiaが3万6011台と、トップの座を維持、LMLの2万4580台がこれに続いた。