SEAnews 2006-05-17 ArtNo.37714

【アーマダバード】Essar Groupはグジャラート州Jamnagar付近に特別経済区(SEZ)を開発するためほぼ1万1000クロー(US$24.63億)を投資する。
エコノミック・タイムズが5月16日、消息筋の言として伝えたところによると、Essarグループは中央政府に続きグジャラート州政府からもマルチ・プロダクツSEZの開発に対する認可を取得した。
Essar Groupは、アンカー企業に総投資額の75％の出資を義務づけたSEZ規則に基づき1万1000クローを投資する。この点からすると、SEZプロジェクトの総投資額は1万5000クロー(US$33.59億)近いものと見られる。
Essar Groupは1万1000クローの投資計画の一環として、石油化学コンプレックスと発電プラントの建設を計画しており、1200ｈａのSEZはEssarがVadinarに設けた年間原油処理能力1050万トンの製油所に隣接して設けられる。しかし製油所そのものは、SEZに含まれない。
Essar取締役会は2006年3月17日の会議でマルチ・プロダクツ・ゾーンとしてJamnagar SEZを開発する方針を決めた。SEZプロジェクトに対する書面による認可が得られ次第、SEZへの投資家やテナントの誘致を開始する。
Essarグループは既にHazira鉄鋼プラント付近の1700ｈａ以上の土地に575クロー(US$1.29億)を投じてスチールSEZを開発するプロジェクトを手掛けており、マルチ・プロダクツSEZは同グループがグジャラート州に設ける2番目のSEZになる。またRelianceのものに次ぎ同州における2番目のマルチ・プロダクツSEZでもある。