SEAnews 2006-05-15 ArtNo.37711

【チェンナイ】ドラビダ進歩同盟(DMK:Dravida Munnetra Kazhagam)のM Karunanidhi総裁が12日、タミールナド州の新首席大臣に就任した。
ザ・ヒンドゥー、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、インディアン・エクスプレスが5月13／14日伝えたところによると、新首席大臣とその30人の閣僚はこの日Jawaharlal Nehruインドア・スタジアムにおいてS S Barnala知事(Governor)に対して就任宣誓を行った。就任式にはP Chidambaram蔵相やPranab Mukherjee国防相を含む中央政府閣僚も列席した。80歳代のKarunanidhi氏の首席大臣就任は今回で5度目。
今回の選挙ではDMKは234議席中163議席を席巻、J Jayalalitha女史に率いられる全インド・アンナ・ドラビダ進歩同盟(AIADMK:All India Anna Dravid Munetra Kadgam)は69議席を獲得したにとどまった。この他、全国進歩ドラビダ党(DMDK:Desiya Murpokku Dravida Kazhagam)と諸派が各1議席を占めた。
DMKは選挙運動期間にキロ当たり2ルピーでの米の配給（550クロー）／協同組合銀行の2006年3月期農業融資債権の放棄(6866クロー)／小学校昼食スキーム下に学童1人当たり1週間卵2個の支給(これまでは1個)等、総額年間7416クロー(US$16.61億)のコンセションを公約したが、新首席大臣は就任式後、これらの公約を発効させるため3件の通達に署名した。これらの費用は州政府が負担することになると言う。