1995-11-03 ArtNo.3770
◆<星>NPB、サービス産業の生産性向上支援に注力
【シンガポール】国家生産性局(NPB)は国内サービス産業の生産性向上を促すため、グループ化とフランチャイズ方式の導入を奨励しているが、新たに家電販売の1グループおよびクリーニングと海鮮レストランの2フランチャイズが始動した。
NPBによると、これら3部門の92年の付加価値は全国平均の4万8900Sドルの3分の1に満たない1万5600Sドルにとどまっている。新たにフランチャイザーに加わったシステマチック・ランドロマットは6店舗と2工場を擁し、フランチャイズ40名を募集しているが、11月1日現在既に43名が応募している。海鮮レストラン・フランチャイザーのシーフード・ジャンクションは住宅団地の既存コーヒー・ショップをレストランに改装した後、本部キッチンから半加工調理材料を供給する計画で、フランチャイズ14名を募集、1日現在の応募は6名。また、家電グループの組織を引き受けたレタス・ホールディングズは既にシンガポール・ラジオ電気業者協会(RETAS)の会員60名を中心メンバーとして組織、合計100名の加盟者獲得を目指している。NPBはこれまでに23業界の36フランチャイズと2グループの組織化を支援していると言う。(ST,BT,LZ:11/2)
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