2006-05-08 ArtNo.37681
◆小規模産業留保業種に対する外国直接投資規制を緩和
【ニューデリー】小規模産業省(ministry of small scale industries)は、小規模産業(SSI:small scale industries)留保業種、例えば自動車コンポーネント、製薬、繊維等に対する外国直接投資(FDI)上限を49%から74%に引き上げることを検討している。
インディアン・エクスプレスが5月4/5日伝えたところによると、オフィシャル・ソースは同紙に以上の消息を語った。それによると新年度予算に盛り込まれた180業種の規制緩和が実行された後も一層の緩和が目指される。現在536業種が小規模産業のために留保されている。
FDI上限の引き上げ計画はなお初歩的段階にあり、企業家/関係省庁/左派政党/労組等、全ての関係方面の意見を聴取する。意見の聴取が完了したなら産業政策振興局(DIPP:Department of Industrial Policy and Promotion)に報告書を提出する。
一方、小売り産業への外資導入に関しては、FDI上限を20%に制限し、内外資合弁対象地域をMumbaiやDelhi等のメトロに限定するなら、左派政党も門戸開放を認める可能性が存在すると言う。
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