2006-05-05 ArtNo.37659
◆Surana Ind、自動車用特殊鋼製造施設建設
【ティルバナンタプラム】Surana Industries Ltd(SIL)はカルナタカ州Raichur県に473.27クロー(US$1.06億)を投じ、主に自動車産業向け特殊鋼を製造する総合的な鉄鋼プラントを設ける。
ザ・ヒンドゥーとヒンドゥー・ビジネス・ラインが5月2/3日伝えたところによるとSILのV.M. Swami財務担当取締役は、タミールナド州Tirunelveli県に設けた風力発電施設を訪れた記者団に以上の計画を語った。それによると、カルナタカ州政府は上記の鉄鋼プロジェクトに164エーカーの土地を割り当てた。コンプレックスには、海綿鉄製造施設/鉄鋼溶解設備(Steel Melting Shop)/発電施設/圧延施設が設けられる。コンプレックスは来年末に完成、圧延施設は年間13万3000トンの特殊鋼を製造する能力を備える。SILは原料の鉄鉱石を確保するため、カルナタカ州政府に48haの鉱業リースも申請した。必要経費は主に自己資本141.97クロー(US$3179万)とタームローン331.30クロー(US$7418万)で賄い、この他に300クロー(US$6717万)を起債することも計画している。
SILはタミールナド州Chennai近郊Gummidipoondiの鉄鋼プラントで年間10万9000トンのTMT(thermo mechanically treated)バーと同3万トンの軟鋼塊(mild steel ingot)を製造、やはりチェンナイ近郊Madhavaramの冷間圧延施設で冷延製品を製造している。
両プラントの電力コストは1ユニット当たり4.67ルピーだが、風力発電施設を設けることにより電力コストを1ユニット当たり3.80ルピーに引き下げられ、年間12クロー(US$269万)節約できる。タミールナド州Tirunelveli県Radhapuramの風力発電施設は各1.5MW(メガワット)のタービン8基を備え、プロジェクト・コストは81クロー(US$1814万)。
払込資本15.50クロー(US$347万)、純資産(net worth)91.77クロー(US$2055万)、準備金76.27クロー(US$1708万)のSILの2006年3月期売上げは625.55クロー(US$1.4億)、税引純益は23.44クロー(US$525万)、1株益は15.12ルピーだった。
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