2006-04-28 ArtNo.37629
◆自動車部品輸出、2015年までにUS$250億マーク
【ハノーバー】インドからの自動車部品輸出は2015年までに250億米ドルに達する見通しだ。
インディアン・エクスプレスとザ・ヒンドゥーが4月26日伝えたところによると、工学品輸出振興委員会(EEPC:Engineering Export Promotion Council)のRakesh Shah会長は、商工省/EEPC/インド商標資産基金(IBEF:India Brand Equity Foundation)が25日ハノーバーで共催した『インドの自動車部品産業』に関するセミナーの席上、以上の見通しを語った。
それによると、少なからぬ先進国がインドにおける調達を拡大する中で、インドの自動車コンポーネント輸出は過去3年間に複合年間成長率(compounded annual growth rate)33%をマークした。インド企業も、アウトソーシング・ブームの恩恵を享受するだけでなく、積極的に海外に工場や営業拠点を設け、国際OEM(Original Equipment Manufacturers)に直接製品を供給している。
インド自動車産業は旺盛な国内需要を背景に、ここ数年年率20%の成長を遂げ、年間970万台を製造ている。
インド商工省のSN Menon次官によると、General Motors/Toyota/Ford/Honda/Hyundai/Volkswagen/Suzuki/Mercedes等、多くの国際自動車メーカーがインドに製造拠点を設け、コンポーネントをアウトソースしていると言う。
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