SEAnews 2006-04-28 ArtNo.37627

【ハノーバー】韓国の鉄鋼メジャー、Poscoはインドにおける年産1200万トンの鉄鋼プロジェクトの一環として今年は2億米ドルを投資する。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが4月27日報じたところによると、Posco IndiaのCho Soung-Sik重役(MD)は同紙に以上の消息を語った。それによると昨年同社は5000万米ドルを投資した。来年までに州政府から鉱業ライセンスを取得できるものと予想されるが、鉄鉱山の開発は地元の請負業者に委ね、また外国パートナーから技術支援を受ける。オリッサ州政府が立案中のリハビリテーション／再定住政策がそれを求めるなら、立ち退きを強いられた住民に優先株を割り当てる用意がある。
Poscoは4000エーカーのプロジェクト用地を申請したが、州政府筋によると、政府は既に約3500エーカーの土地を保持しているため、用地の確保は問題ないと言う。
オリッサ州政府はこの日、ドイツ企業に鉱業／鉄鋼／アルミ／石油化学関連の補助産業や下流部門、及びこの種のプロジェクトに関連した建設領域に投資するよう呼び掛けた。
オリッサ州政府は43件、合計年産5800万トンの鉄鋼プロジェクト覚書を交換しており、鉄鋼事業だけで319億米ドルの投資を見込んでいると言う。