2006-04-21 ArtNo.37592
◆電信局、US$2,24億投じ軍用光ファイバー網敷設
【ニューデリー】電気通信局(DOT:Department of Telecom)は、国防部門が使用している波長域(spectrum)を民間セル式電話業界に開放する狙いから、1000クロー(US$2.24億)を投じ、光りファイバー・ケーブルを敷設する。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが4月20日、伝えたところによると、インド商工会議所協会(Assocham:Associated Chambers of Commerce and Industry of India)が主催した『2006年電気通信会議(Telecom Conference 2006)』の席上、電気通信委員会(telecom commission)のJ.S. Sarma会長は以上の消息を明らかにした。それによると、国営電話会社Bharat Sanchar Nigam Ltd(BSNL)が全国の重要施設を網羅する軍用光ファイバー・ケーブルを敷設する。これにより国防部門は通信手段の主要部分を現在の無線方式から有線方式に転換、45Mhzの波長域は、数ヶ月以内にセル式電話に利用できるようになる見通しだ。プロジェクト・コストを最終的に誰が負担するのかは不明だが、開放された波長域はセル式電話会社の既存サービスの他、次世代の3Gサービスにも利用できると言う。
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