SEAnews 2006-04-21 ArtNo.37582

【ニューデリー】Reliance Industries Ltd (RIL)は、米国の石油メジャー、Chevron Corpと組んで、新探査ライセンス政策(NELP:New Exploration Licensing Policy)下の第6次入札(NELP-VI)に応札する可能性がある。
インディアン・エクスプレスが4月19日、消息筋の言として伝えたところによると、RILがグジャラート州Jamnagarに建設する新製油所の5％の権益を3億米ドルで購入することを認めたChevronは、インドにおけるプレゼンス拡大に関心を高めており、探査事業に注目している。
RILは過去のNELP入札ではカナダのNiko Resources及び英国のHardy Oilと提携しており、NikoはRILが第1次入札で獲得した複数のブロックの10％の権益を握っている。またHardyは、RILがその後4回の入札で獲得したブロックの少数権益を保持している。
Chevronは過去5回のNELP入札に参加しなかったが、先月ヒューストンで催されたNELP-VIロードショーには出席、関心を表明した。
インドに潤滑油のブレンディング施設を設け、マーケッティング業務を手掛けているChevronは、アンドラプラデシュ州沖合Krishna godavari海盆で採取されたガスのマーケッティングに関してもRILと手を組むことを検討していると言う。