2006-04-19 ArtNo.37570
◆Posco、オリッサ州鉄鋼計画にFinex法採用
【ソウル】韓国の鉄鋼メジャー、Poscoはオリッサ州Paradipにおける年産1200万トンの鉄鋼プロジェクトに独自開発した最先端の直接溶融還元製法(Finex)を採用する。
インディアン・エクスプレスとビジネス・スタンダードが4月15/18日報じたところによると、PoscoのKu-Taek Lee会長兼CEOは14日にPosco本社を訪れたインド記者団に以上の方針を語った。それによると、当初は高炉を用いる計画だったが、Finexの実験段階がほぼ完了したことから、本格的採用を決めた。Finex法を採用することにより、投資額も鉄鋼製造コストも下降する。また新技術を採用することにより、鉄鉱石のスワップも最小限にとどめることができる。しかしスワップ方式を断念した訳ではないと言う。
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