2006-04-12 ArtNo.37548
◆サラリーマンの人口比でデリーが全国のトップに:IIMS
【ニューデリー】デリーの有所得人口(total number of earners)に占める給与所得者(salaried employees)の比率は35.27%と、全国のトップに立っている。
インディアン・エクスプレスが4月10日、Invest India Market Solutions (IIMS)の調査報告を引用し伝えたところによると、ヒマチャルプラデシュ州の24.9%とトリプラ州の24.3%がデリーに続いて高く、ビハール州の6.35%とウッタルプラデシュ州の9.49%がボトム1、2位を占めた。
南部諸州ではアンドラプラデシュ州の給与所得者の比率が20.9%と比較的高いが、他の諸州はタミールナド州16.77%、ケララ州15.72%、カルナタカ州13.88%と、低水準にとどまっている。
給与所得者中3140万人は民間部門に属し、中央・地方の公共部門就業者2600万人を上回った。特に東部地区では民間部門就業者の比率が高く、これには東部地区の高い人口密度が関係しているものと見られる。
また民間部門の給与所得者の42%が30歳以下で、公共部門の同比率は12%にとどまった。有所得人口全体の75%が農村に居住、ビハール州とウッタルプラデシュ州では労働人口(workforce)の大きな部分の教育水準が低く、農業部門に属している。
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