2006-04-10 ArtNo.37521
◆新貿易政策:車部品・宝飾品輸出ハブ/燃料補給基地
【ニューデリー】インドを『宝飾品や自動車部品の輸出ハブ(hub for gems and jewellery exports)』/国際便の『燃料補給基地(refuelling stop)にする狙いから、新貿易政策は部門別の奨励措置を掲げている。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥー、デカン・ヘラルド、エコノミック・タイムズ、ビジネス・スタンダード、インディアン・エクスプレスが4月8日報じたところによると、これまでアントワープで手掛けられてきたダイアモンド取引がドゥバイやテレアビブにシフトする中、インド政府は諸施策を講じ、マハラシュトラ州Mumbaiを世界の宝飾品取引ハブにする。
例えば、溶解・精製して再輸出するため貴金属スクラップや中古宝飾品の輸入を許可し、金銀細工輸出の付加価値義務を7%から4.5%に引き下げる。
インドを自動車部品の輸出ハブにする狙いから、自動車コンポーネント・メーカーが研究開発(R&D)のために、適合検査を行わずに車両を輸入することを許可する。
インドを燃料補給基地(refuelling stop)にする狙いから国際線航空機に対する燃料/食料/飲料/その他の補給を輸出として処理、これらの品目の補給に各種輸出奨励措置を適応する。これによりタイ、マレーシア、シンガポールに肩を並べる国際航空便の補給基地になることを目指す。
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