【ムンバイ】オート・アナリストらは、モーターサイクル市場全体の18%を占める125ccバイクは、1年半以内にエグゼクティブ(orミドル)セグメントのカウンターパート、100/110ccバイクを販売台数で上回るものと予想している。
ビジネス・スタンダードが4月5日報じたところによると、現在月間7万台の125ccバイクが販売されており、これに対して100/110ccバイクの販売台数は24万台にのぼる。しかし125ccバイクの燃費が向上し、価格差が縮小、よりバラエティーに富んだ125ccバイクが登場する中で、ライダー初心者は100ccバイクに換えて125ccバイクを購入するようになるものと見られる。
125ccエグゼクティブ・バイクの価格は4万4000~4万9000ルピー、100ccのそれは4万1000~4万3000ルピーだが、Hero HondaのPS Sunder重役(マーケッティング担当GM)は、「125ccのSuper Splendourの燃費は100ccのPassion plusに勝る」と語る。
こうした潮流を見越してHonda Motor Cycles and Scooters India (HMSI)とSuzukiは125ccセグメントに照準を合わせている。HMSI幹部は「125ccセグメントは2008年までに100ccセグメントを上回るものと見られ、我々のフォーカス・エリアになる」と指摘した。