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2006-04-07 ArtNo.37513
◆Flextronics、AP州半導体ウエハー・ファブ計画に出資
【ニューデリー】シンガポール拠点の電子契約製造会社Flextronicsは、SemIndiaがアンドラプラデシュ州Hyderabadで進める30億米ドルの半導体チップの製造プロジェクトに出資する方針を決めた。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ビジネス・スタンダード、インディアン・エクスプレス、ザ・ヒンドゥー、エコノミック・タイムズが4月5日報じたところによると、FlextronicsのPeter Tan社長兼MD(アジア担当)は3日、Dayanidhi Maran通信情報技術(IT)相の立ち会いの下、SemIndiaとの関係覚書に調印した。同覚書の下、FlextronicsはSemIndiaが必要とする電子製品を製造、SemIndiaはFlextronicsのインドにおける製造業務に必要な各種半導体チップを製造する。この種のチップには、セル式電話/セットトップ・ボックス/パーソナル・コンピューター(PC)用チップが含まれる。
Tan氏は具体的な出資の額や比率を明らかにせず、「投資額はFlextronicsがインドの電子製造事業に見出す潜在性に依存する」と語った。
SemIndia IncのVinod Agarwal会長兼CEOによると、プロジェクトの負債/自己資本比率は2:1で、投資額30億米ドルの内10億米ドルは自己資本、残りは借入で賄う。10億米ドルの自己資本の内、中央政府が2億5000万米ドル、戦略パートナーが2億5000万米ドル、プライベート・エクイティー・ファンドが5億米ドルを拠出、20億米ドルの借り入れは金融機関がアレンジすることになる見通しだ。アンドラプラデシュ州政府は直接プロジェクトに投資しないが、土地やインフラ、税制優遇措置等の形でプロジェクトを支援する。
Flextronicsの参画によりインドにこれまで存在しなかったエコシステムが醸成される。インドにはチップ・デザインや組み込みソフト等は存在するが、ロジスティクス、材料輸送、インフラストラクチャー等のリングが欠落しており、ハイデラバードのファブ・シティーはこの種の欠落リングを包含したチェーンになる。SemIndiaはハードウェア製造業者を必要としており、Flextronicsはその先駆けを務める。Flextronicsとの提携により、設計/研究/開発から製造/マーケッティングに至る総合的なエコシステムが形成される。コンソーシアムはチップの製造ばかりでなく、顧客のための市場形成も手掛け、FlextronicsはSemIndiaが顧客のために市場を形成する製品の優先サプライヤーになると言う。
Frost & Sullivanの予想では、インドにおける電子機器の消費量は2005年の282億米ドルから2015年までに3630億米ドルに拡大する見通しで、その時にはインド半導体市場も363億米ドルに達すると言う。
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