SEAnews 2006-04-07 ArtNo.37512

【バンガロール】Samsung Indiaは4日、カメラ付きMP3プレーヤー“YP-D1”、デジタル・スチル・カメラ“Pro815”、DVDカムコーダー“VP-DC”を御披露目した。
ザ・ヒンドゥー、デカン・ヘラルド、エコノミック・タイムズが4月5日報じたところによると、これらの新製品は何れも完成品として輸入される。Samsung IndiaのR. Zutshi重役(副MD)によると、サムスンはデジタル・コンバージェンス下の新たなカテゴリーのビジネスに注目、コンバージェンスとライフスタイルに照準を合わせた新製品を開発している。
インドにこれまでに1億5000万米ドルを投資したサムスンの2005年の売上げは前年の4400クロー(US$9.85億)から6370クロー(US$14.26億)に30％の成長を見た。今年は2000万米ドルを投じて、ウッタルプラデシュ州Noida工場のテレビジョン製造能力等を拡張、売上げの20％拡大を目指す。Noidaの研究開発(R&D)施設には過去5年間に2000万米ドルを投資、同工場における21スリムフィット・テレビジョンの製造も開始した。
現在売上げの54％は消費者用電子製品、残りは情報技術(IT)／テレコム・ビジネスで占められている。2005－06年にはデジタル・カムコーダー2万5000台、デジタル・カメラ4万5000台を販売、これらの製品カテゴリーの各10％のシェアを占めた。
今やMP3プレーヤー市場に進出した同社は、AppleのiPodに対抗し、今年は400％の成長を実現、MP3市場のやはり10％のシェア獲得を目指すと言う。