2006-04-07 ArtNo.37510
◆Bharat Heavy Electrical、トリッチー工場拡張
【トリッチー】国営重電機会社Bharat Heavy Electrical Ltd(Bhel)は190クロー(US$4254万)を投じてタミールナド州Trichy工場のプラント・キャパシティーを4000MW(メガワット)から5750MWに拡大する。
ビジネス・スタンダードが4月6日、BHEL, TrichyのDr V. Gopalakrishnan重役(ED)の言を引用し伝えたところによると、拡張工事は既に着手されており、工期は18ヶ月、2007年半ばの完成が予定されている。
トリッチー工場はボイラー・メーカーからの4300クロー(US$9.63億)の注文を含め、過去最大の8200クロー(US$18.36億)の手持ち受注を有する。
主要な受注契約にはNational Thermal Power Corporation(NTPC)のチャッティースガル州Korbaにおける1 x 500 mwの発電機、アンドラプラデシュ州VijayawadaとBhoopalapalliにおける各1 x 500 mwの火力発電機、ラジャスタン州Chabbraにおける2 x 250 mwの発電機、National Aluminium Company Ltd(NALCO)の諸施設、オリッサ州Angul県における施設、Hindustan Zinc Ltdのラジャスタン州Chanderiyaにおける施設が含まれる。
輸出契約には、スーダンのNational Electricity Corporationから受注した4 x 125 mwの火力発電用スチーム・タービン、シリアから受注した石油開発機器、オーストラリアから受注した施設が含まれる。
国内の電力不足を克服するため大規模な電力設備の追加需要が存在することを配慮し、今年は800 mw以上の超臨界圧(super critical)ボイラーのマーケッティングに力を入れる。超臨界圧技術に関してはフランス企業Alstomと提携しており、トリッチー工場は超臨界圧火力発電設備のエンジニアリング及びデザインを既に手掛けていると言う。
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