1995-11-01 ArtNo.3751
◆<印尼>バルク・ポート開発でUS$8千万借款契約
【ジャカルタ】南カリマンタンのラウ島に6億米ドルを投じてバルク・ポートの開発を進めるPTインドネシア・バルク・ターミナルは月曜(10/30)バンク・ナショナル・ド・パリ及びナショナル・バンク・オブ・オーストラリアと8000万米ドルの借款契約を結んだ。
ティルタマス・グループを率いるハシム・ジョドハディフスモ氏とオーストラリアのニュー・ホープ社の合弁会社PTインドネシア・バルク・ターミナル社は今回借り入れた資金を第1期工事分の石炭ターミナルや深水停泊施設の建設に充当する。建設工事はドイツ企業ビルフィンガー・アンド・ベルガー社に発注されており、1997年の開港が予定されている。同港は炭鉱経営会社のPTアダロにより管理される。年間750万トンの石炭を生産するPTアダロは、今世紀末までには年産量を2000万トンに拡張する計画だ。同石炭はハシム氏が外国パートナーと共同でジャワ島に建設中のPaiton発電所の燃料として使用される。(BT:10/31)
|