【ムンバイ】中小企業(SME:Small and Medium size Enterprises)のバイオテクノロジー領域における潜在性を引き出し育成する狙いから、インド商工会議所連盟(FICCI:Federation of Indian Chambers of Commerce and Industry)は、欧州連合(EU)及びドイツ技術協力公社(GTZ:German Technical Cooperation)と共同でグジャラート州Ahmedabadに『FICCI-EU-GTZ生物工学資源センター(The FICCI-EU-GTZ Biotech Resource Centre)』を設立する。
ビジネス・スタンダードが4月5日報じたところによると、FICCIのSaroj Poddar会頭はFICCI主催の理事会(a executive committee meeting)の席上、以上の計画を明らかにした。それによると生物工学資源センター(BRC)設立コストは2クロー(US$45万)で、BRCは、欧州の関係組織とオンラインで結ばれ、特許や先端技術に関する非公開情報サービスや非公開ネットワーク・サービスの他、人畜保健/農業/食品加工/環境保護/その他の産業に関わる組み込みソフト・アプリケーションを提供する。
様々な州を調査した後、全般的な経済開発で他州に先行するグジャラート州にBRCを設ける方針を決めた。同センターは製薬/繊維/化学/農業等の領域の中小企業を支援すると言う。