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1995-11-01 ArtNo.3750
◆＜馬＞テレコム、グラフィック・スーパーコンピューター導入
【クアラルンプル】テレコム・マレーシアBhd(TMB)はインターアクティブ・マルチメディアやビジュアル・サービスを強化するため、180万Ｍドルを投じて、グラフィク・スーパーコンピューターを購入する。
ＴＭＢのモハメド・サイド重役(ED)が月曜(10/30)に催されたサイム・ダービー・システムズSdn Bhdとの関係購入契約調印式後語ったところによると、新コンピューターの導入により、研究開発(R&D)や情報技術(IT)サービス能力が一段と強化され、マルチメディア・サービス・プロバイダーを目指す同社のゴールに一歩近づく。ＴＭＢはマルチメディアの3つのキー領域、即ちテレフォニー、コンピューティング、放送に注目している。新コンピューターは直ちに製品テストに利用されるが、新製品の市場投入にはなお暫く時間を要する。同社は数カ月以内にビデオ・オン・デマンド(VOD)サービスを開始する予定だが、市場動向も分析する必要があるため、一般国民へのサービスは更に数カ月先になると言う。
一方、これ以前にＴＭＢのラシュダン会長がＭＢＴ紙に語ったところによると、2002年までにワールド・プレーヤーとなることを目指す同社は目下複数の国際企業とテレコミュニケーション、コンピューティング、放送領域における提携交渉を進めている。同社はまた国内の中核ビジネスを補完するため、国際ビジネスの機会を物色しており、既にインド、カンボジア、スリランカ、マラウィにおける事業を手掛けていると言う。(NST,MBT,STAR:10/31)
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