2006-04-05 ArtNo.37499
◆Bristol、Matrix Labとエイズ治療薬製造技術移転契約
【ハイデラバード】ニューヨーク拠点のBristol-Myers Squibb (BMS)は、アンドラプラデシュ州Hyderabad拠点のMatrix Laboratories Ltd(MLL)と、ヒト免疫不全ウィルス(HIV:Human Immunodeficiency Virus)/後天性免疫不全症候群(AIDS:acquired immunodeficiency syndrome)の治療に用いる抗リトロウィルス(antiretrovirals)薬のコスト効率の良い製造技術の移転に関する契約を結んだ。
インディアン・エクスプレスが4月3日報じたところによると、MLLのN Prasad会長は同紙に以上の消息を語った。それによると、BMSはこれ以前にマハラシュトラ州Pune拠点のEmcureやハイデラバード拠点のAurobindo Pharmaと同様の契約を結んでおり、Hetero Drugsとの提携交渉も進めているようだ。これらの企業とのライセンス契約がアフリカ諸国を対象にしているのに対して、MLLとの契約は世界市場を対象にしていると言う。契約の額は不明だが、MLLは1週間以内に正式発表を行うものと見られる。
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