2006-04-05 ArtNo.37491
◆Whirlpool、US$2千万投じ一連の新製品発売
【ニューデリー】黒字転換を目指すWhirpool Of India Ltd(WOIL)は、国内及び海外市場の開拓を目指し向こう12-18ヶ月間に1500万~2000万米ドルを投じ、製品ポートフォリオを拡大する。
エコノミック・タイムズ、ザ・ヒンドゥー、デカン・ヘラルドが4月1/4日報じたところによると、WOILのArvind Uppal重役(MD)はこのほど以上の方針を語った。それによると、引き続き好収益の望める商品に照準を合わせ、持続的成長の実現を目指すが、近く新たなカテゴリーの製品を投入する。同社は現在、洗濯機、冷蔵庫、電子レンジ、エアコン等の製品を手掛けている。
Whirpoolはインドを輸出ハブにする計画で、WOILは間もなくWhirpoolの世界売上げに大きく貢献する見通しだ。新市場開拓戦略を目下準備している。
WOILは3日、冷蔵庫/洗濯機/電子レンジ・カテゴリーの各3種類の変形モデルを御披露目した。冷蔵庫新モデルの価格は1万700~1万9500ルピー、JetChef電子レンジのそれは1万5000~1万8000ルピー、Splash洗濯機の価格は1万490ルピー。同社は今年、年間生産量をこれまでの150万ユニットから20%拡大、これら3品目の売上げも20%拡大することを目指す。
WOILの年初9ヶ月(2005/4-12)の純売上げは969.3クロー(US$2.17億)、税引/減価償却前利益は1.5クロー(US$33.6万)を記録した。2005年12月期四半期の損失は5.8クロー(US$130万)と、9月期四半期の19.18クロー、6月期四半期の9.96クローに比べ縮小した。
直冷式冷蔵庫市場のシェアは24.5%と、前年を2.5%ポイント上回った。今年は冷蔵庫市場の26%、電子レンジ市場の10%、洗濯機市場の16%のシェア獲得を目指すと言う。
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