【クアラルンプル】ウサハサマ・プロトンDRB Sdn Bhd(USPD)は米国拠点のブリード・テクノロジー・インク(BTI)と提携し、自動車のセーフティー・エアバッグを地元で製造する計画だ。
USPDのラシド・ラヒム重役(CEO)が月曜(10/30)ランカウィ国際自動車ショー(LIMOS95)の会場で語ったところによれば、USPDとBTIは2年以内にエアバッグの国内製造に着手する方針だ。BTIは現在欧州市場向けのプロトン・サトリア(ペソナス)にエアバッグを納入しており、9月以来ドイツ向けペソナス2000台の操行装置に既にエアバッグが装着された。地元市場では来月からエアバッグを装備したプロトン・サトリア1.6型が入手可能となり、来年3月までには同1.3型にも装備される。BTIはマレーシアにおけるディストリビューターのSRSテクノロジーSdn Bhdを通じてエアバッグを供給しており、今後は同乗者のためのエアバッグをマレーシアに紹介することも予定している。USPDは通産省にプロトン・サトリアの走行装置にエアバッグの装着を義務づけるよう提案するとともに、マスター・キャリッジ・グループが販売を手掛ける他の車両にもエアバッグを装着することを計画しているという。(MBT:10/31)