SEAnews 2006-03-31 ArtNo.37462

【バンガロール】Texas Instruments(TI)は引き続きインドにおける複合半導体ソリューション(complex semiconductor solutions)の開発に照準を合わせるとともに、コミュニケーション及びエンターテインメント・ビジネスのブームに乗じビジネス機会を開拓する。
デカン・ヘラルドとザ・ヒンドゥーが3月29日報じたところによると、TIのRichard K Templeton社長兼CEOはこのほど以上の計画を語った。それによると、インドのテレコム契約者は2007年までに2億5000万人に増加、エンターテインメント産業は100億米ドルに成長するものと見られる。これら両部門はともにTIにビジネス機会を提供する。TIは今年末までにシングル・チップの低価格携帯電話を市場に投入する。
インド半導体協会(ISA:India Semiconductor Association)が主催した『思考リーダーシップ会議(Thought Leadership Forum)』の席上、Templeton氏が語ったところによると2015年までに電子機器部門は、半導体ビジネスに360億米ドルの機会を提供する。またパーソナル・コンピューターの4倍の販売量を誇る携帯端末が半導体市場の成長を牽引、モバイルTVがマーケット醸成のキー・テクノロジーになる見通しと言う。