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2006-03-29 ArtNo.37456
◆シェル、Hazira LNGターミナルの拡張準備
【ニューデリー】Shell India Pvt Ltd(SIPL)は、2億5000万米ドル以上を投じグジャラート州Haziraの液化天然ガス(LNG)ターミナルの年間キャパシティーを250万トンから500万トンに拡張する計画を立案した。
ビジネス・スタンダードが3月25日伝えたところによると、SIPLは拡張計画の実行に先立ってプロジェクト持ち分の一部を同業界の主要プレーヤーに売却するものと見られる。現在、プロジェクトはシェルとフランスの石油メジャー、Total SAの74:26の合弁事業になっている。SIPLのMarc den Hartog取締役は、「国内及び海外の企業と拡張計画を巡り交渉を進めている」とする一方、「公開公募は計画していない」と語った。
現在ハジラ・ターミナルはLNGのみを取り扱っているが、コンテナ・ターミナルを増設、水深も12mから60mに深める計画だ。拡張計画の工期は3年と見積もられる。
Hartog氏は、ターミナルが天然ガスの供給不足に直面しているとの説を否定した。同氏によると、現在、オマーン、オーストラリア、マレーシア、ブルネイ、カタール、エジプトからガスを輸入しており、何れの契約も短期ベースになっている。もしこれらのソースの1つに問題が生じたなら他のソースに切り替えることができる。
National Thermal Power Corporation(NTPC)とマハラシュトラ電力局(Maharashtra State Electricity Board)に対するLNG供給契約が間もなく結ばれる見通で、 Torrent Power Generation Ltd、肥料協同組合Krishak Bharati Co-operative Ltd (Kribhco)、肥料会社Rashtreeya Chemicals and Fertilisersに対する供給交渉も進められていると言う。
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