SEAnews 2006-03-29 ArtNo.37453

【ニューデリー】英蘭資本のソフトウェア・サービス会社LogicaCMGは、インドに設けたグローバル・ビジネス部門のスタッフを今年末までに3000人に1000人増員する。
エコノミック・タイムズが3月25日伝えたところによると、LogicaCMG IndiaのRahul Patwardhan主任(CEO)は同紙に以上の計画を語った。それによると、インド・スタッフの増員は国際会員企業(global affiliates)の需要に応じたもので、カルナタカ州Bangaloreに設けたGSDセンターも拡張する。特に英国、オランダ、アジア太平洋地域方面からの注文が急増している。バンガロールのGSDは同社にとって5番目の規模を有する施設で、最も急速な成長を遂げている。
LogicaCMG Indiaの2000人のスタッフの内約1500人は、アプリケーション・マネージメント／BPOサービス／インフラストラクチャー・マネージメントに従事、350人はテレコム／金融関連のプロダクツ・エンジニアリングに携わっている。バンガロールの施設は第2次拡張工事中で収容人数が850人に拡大される。同工事は今年9月までに完成する。他の都市における事業拡張の可能性も研究している。
インドではこれまで金融／テレコム部門に照準を合わせ市場を開拓して来た。顧客には中央銀行、IndusInd Bank、UTI Bankが含まれる。ニューデリー・オフィスは、国営のBharat Sanchar Nigam Ltd(BSNL)／Mahanagar Telephone Nigam Ltd(MTNL)、民間のBharti／Spiceを含むテレコム顧客に支援を提供している。最近は運輸、エネルギー、公益事業、政府機関等、あらゆる種類の業界に対するサービスの提供を目指しているが、コール・センターのようなタイプのビジネスを拡張する計画はないと言う。