【コルカタ】亜鉛鍍金鋼/冷間圧延コイル/熱間圧延コイル/鋼板製品の製造と国内販売を手掛けるUttam Galva Steels Ltd(UGSL)は、ロシア最大の鉄鋼メーカー、Magnitogorsk Iron and Steel Works (MMK)と、約5万クロー(US$111.957億)を投じ年産1000万トンの鉄鋼プラントを設ける合弁交渉を進めている。
ビジネス・スタンダードが3月28日報じたところによると、Posco及びMittal Steelに続き、インドにメガ鉄鋼プラントを設けることを提案した3番目の外国企業のMMKは、各年産300万トンの熱間圧延製品、条鋼、錫鍍金鋼板の製造施設を設けることを、UGSLと協議している。第1期計画では先ず熱間圧延施設が設けられる。UGSLのAnkit Miglani取締役によると、MMKは様々なオプションを検討しており、出資率を含めまだ何も決まっていない。プラントの建設地としてはオリッサ州、ジャールカンド州、チャッティースガル州が検討されている。消息筋によると、投資額は4万~5万クローにのぼるものと見られる。年産1138万トンの製鉄会社MMKは、UGSLの主要サプライヤーでもある。