【ニューデリー】マハラシュトラ州Pune拠点の消費者用電子製品会社Sharp India Ltd(SIL:旧社名Kalyani Sharp India Ltd)は、トレーディング・ビジネスに進出する。
エコノミック・タイムズが3月21日伝えたところによると、SILは1995年以来、テレビジョン、ビデオ・カセット・レコーダー(VCR)、2in1カセット・プレーヤーの製造を手掛けて来たが、今後は視聴覚機器、家電製品、事務機、通信機器、情報・書類処理システム、集積回路(IC)、コンポーネント、ソーラ・システムの購買活動に乗り出す。
消息筋によると、政府は最近、SILのトレーディング・ビジネス進出計画を認可した。既存外国直接投資(FDI)政策の下、SILのトレーディング活動は、税関規則に則った輸出のためのバルク輸入と保税倉庫外セールに制限される。換言すれば、キャッシュ&キャリー卸売り取引のみが認められ、如何なる形にしろ国内小売りビジネスを手掛けることはできない。SILが手掛ける全ての輸入は、輸出入政策の規定を遵守せねばならない。
外資出資率80%のSharp Indiaは、目下のところ消費者用電子製品と事務機の販売を手掛けている。