2006-03-24 ArtNo.37424
◆Samtel、年末までに国産プラズマ・ディスプレー・パネル発売
【ニューデリー】国内最大のカラー・ブラウン管(CPT)メーカー、Samtel Colorは、今年末までにフラット・パネル・テレビジョン用の国産プラズマ・ディスプレー・パネルを市場に投入する。
エコノミック・タイムズが3月20日報じたところによると、国産プラズマ・ディスプレー・パネルの登場は、製品価格を引き下げ、プレミアム・テレビジョンの販売ボリュームを拡大するものと予想される。
Samtel ColorのSatish Kaura会長兼MDによると、今年末までに工業用とテレビジョン用に少量の生産をスタート、来年からTVメーカー向け供給を開始する。
Samtelはまたスリム・フィットCTV向けブラウン管の製造準備を進めている。現在、スリム・フィットCTVは輸入されているが、市場には29インチ・フラット・スクリーンCTVからスリム・フィット・カテゴリーへのシフトが生じるものと予想される。
昨年、CPT産業は様々な理由からスランプに陥った。その原因としては、価格の20%落ち込みと、第3四半期の需要軟化が挙げられる。現在価格は安定しており、CTV需要は二桁成長を回復するものと見られる。加えてSamtelは他社のシェアも切りとりより高い成長を目指すと言う。
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