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1995-11-01 ArtNo.3742
◆＜星＞ＥＤＢ、世界のトップ・チップ・メカーに秋波
【シンガポール】シンガポール経済開発局(EDB)は世界のトップ・チップ・メカー少なくとも20社に接触し、シンガポールへのウエハー工場設置を働きかけている。
ＥＤＢ幹部はＳＴ紙のインタビューに対して「世界の全てのトップ・プレーヤーと折衝していると想像してもらって差し支えない」と語った。これら20社にはインテル、ＮＥＣ、東芝が含まれると見られるが、現在までにシンガポールにウエハー工場を設けているのは、テキサス・インストルメンツ、ＳＧＳトムソンの2社に過ぎない。ウエハー工場の誘致に何故それほど熱を入れるのかについて同幹部は、労働者1人当たりの年間付加価値生産が50万～60万Ｓドルと検査作業・組立労働者の8万Ｓドルを大幅に上回ることを挙げ、またこの種の工場は多くの派生的ビジネスを創出すると指摘した。こうしたビジネスには特殊ガスや超高純度化学品、ウエハー製造設備の製造業務が含まれる。したがってウエハー工場はこうした支援企業を誘致する上でも国内経済に貢献すると言う。伝えられるところによれば、既にペンシルバニア拠点の特殊ガス会社エア・プロダクツ・アンド・ケミカルズ・インクがシンガポール進出を検討中と言われる。
ちなみに昨年のウエハー・メーカー・トップ20社には--1)インテル($101億)、2)ＮＥＣ($79億)、3)東芝($75億)、4)モトローラ($72億)、5)日立($65億)、6)テキサス・インストルメンツ($53億)、7)サムスン($48億)、8)富士通($39億)、9)三菱($37億)、10)フィリップス($29億)、11)松下($29億)、12)ＩＢＭ($29億)、13)ＳＧＳトムソン($26億)、14)三洋($23億)、15)シャープ($22億)、16)ナショナル・セミコンダクター($21億)、17)シーメンス($21億)、18)ＡＭＤ($21億)、19)ソニー($19億)、20)ゴールドスター($18億)が上げられる。単位米ドル(ST:10/31)
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